■ はじめに

こんにちは、ぽちです。
「赤ちゃん連れで旅行に行きたいけど、何を準備すればいいのかわからない」「授乳はどこでするの」「移動中に泣いたらどうしよう」「どういう視点で宿選びをすればいいの」—— はじめての子連れ旅行の計画って、考えることが多すぎてそれだけでストレスになりますよね。
筆者も生後6ヶ月の息子を連れて箱根に1泊2日で旅行してきたのですが、事前のリサーチにかなりの時間を費やしました。この記事では、その経験をもとに 「この記事だけ読めば準備OK」 を目指して、モデルコース・準備物・子連れ旅行のコツをまとめます。
同じように子連れ旅行を検討しているパパ・ママの参考になれば幸いです。
■ 旅行の前提
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 子供の月齢 | 生後5-6ヶ月 |
| 家族構成 | 親2人 + 赤ちゃん1人 |
| 居住地 | 東京都内(もしくは近郊) |
| 移動手段 | 公共交通機関(ロマンスカー + 箱根登山鉄道) |
| 日程 | 日曜日〜月曜日(1泊2日) |
| 宿泊先 | 箱根強羅 白檀(露天風呂付き客室) |
| 授乳 | ミルク |
| 離乳食 | 旅行中は省略(ミルクで補う) |
生後5~6ヶ月くらいになると、かなり旅行がしやすくなりますね。
- 授乳頻度が落ち着く
- 夜中まとまって寝てくれるようになる
- 哺乳瓶の消毒が不要になる
■ 宿泊先:箱根強羅 白檀

今回の宿泊先は、箱根・小涌谷にある旅館 『箱根強羅 白檀』 です。館内に入ると白檀の香りに包まれる、落ち着いた雰囲気の旅館。3階建てのコンパクトな造りで、大浴場への移動も楽です。
子連れで白檀を選んだ決め手は以下のとおりです。
- 露天風呂付き客室がある ——赤ちゃんが寝ている隙に、夫婦交代でさっとお風呂に入れる
- 子連れ対応が手厚い ——ベビーベッド・ベビーバス・ベビー石鹸の用意、食事会場へのクーハン設置、ミルクの温め直しなど、事前に月齢を伝えておけば必要なものを揃えてもらえる
- 食事が個室 ——赤ちゃんが泣いても周囲を気にしなくていい
- 小涌谷駅からの送迎あり ——荷物を抱えた子連れには本当にありがたい
正直「ちょっとお高いかな」と思いつつ予約しましたが、価格相応の価値を感じました。細かい要望にも嫌な顔ひとつせず笑顔で対応していただけました。高いホスピタリティで、また来たいと思える旅館です。
■ 大前提:旅館をメインに据え、欲張らない
子連れ旅行で最も大事なのは 気持ちに余裕を持つこと です。
「せっかく箱根に来たんだから、いろんなところを巡りたい」という気持ちはよくわかります。しかし赤ちゃん連れの場合、予定を詰め込みすぎると移動のたびにバタバタして、精神的に疲れてしまいます。ストレスを強く感じて楽しめないのでは、何のための旅行かわかりません。

筆者は今回 「旅館でのんびりすること」をメインに据え、観光はついで程度 に考えました。露天風呂付き客室で夫婦交代でお風呂に入り、赤ちゃんが寝ている間にゆっくりくつろぐ ——旅行から帰ってきた後に「いい旅だったね」と夫婦で言い合えたのは、欲張らなかったおかげだと思っています。
■ モデルコース
1日目(日曜日)
朝:自宅出発
- 自宅で離乳食と授乳を済ませる
- 水筒にお湯を詰める
- 10:00頃ゆったり出発(日曜の朝は、平日より比較的電車が空いているので移動が楽)
昼:ロマンスカーで箱根へ
- 11:20 ロマンスカー乗車(子育て応援車両を利用)
- 12:00過ぎに車内で授乳(座席でゆったりできるので焦らなくてOK)
昼〜午後:箱根湯本散策
- 箱根湯本駅到着後、駅周辺でランチ
- 余裕を持って箱根登山鉄道に乗り換え(スイッチバックがあるので、実は一番後ろの席がオススメです)

午後:白檀到着
- 15:00 白檀チェックイン(小涌谷駅から送迎あり)
- チェックイン時にお抹茶をいただきながら一息
- 露天風呂付き客室でのんびり過ごす
- 夕食は個室でいただける


2日目(月曜日)
午前:チェックアウト
- 11:00 チェックアウト(ミルク用のお湯を水筒に詰めておく)
- 早雲山駅まで送ってもらう
- 早雲山駅の足湯でひと休み
昼:大涌谷散策

- ロープウェーで大涌谷へ
- 散策&ランチ(黒たまごは外せない)
- 12:00頃に授乳
午後:桃源台〜箱根湯本
- 桃源台でお土産を物色
- バスで箱根湯本へ(始発なので座れる)
- 箱根湯本でお土産&夕食
夕方:帰路
- 17:00 ロマンスカー乗車
- 車内で授乳
- 20:00頃 帰宅
■ 移動のコツ
ベビーカーより抱っこひも推奨
ベビーカーは徒歩での移動時は便利ですが、箱根のような観光地では 畳む→広げるの繰り返しが地味にストレス になります。電車の乗り降り、観光地の狭い店内、階段 ——そのたびにベビーカーを気にするのは疲れます。
抱っこひもなら両手が空くので、荷物の管理も楽です。
ロマンスカーの子育て応援車両
ロマンスカーには 子育て応援車両 があります。周囲も同じように子連れの方が多いので、赤ちゃんが多少ぐずっても気を遣わずに済みます。
「まわりに迷惑をかけたらどうしよう」というストレスから解放されるだけで、移動の疲労感がまったく違います。
ロマンスカーの予約テクニック
ロマンスカーの特急券は 事前に予約しても、支払わなければ自動キャンセルされ、キャンセル料がかかりません。 赤ちゃんの体調次第で予定が変わる可能性があるので、まずは予約を入れておき、当日の状況を見て判断するのがおすすめです。
※購入しなければ自動キャンセルされるとはいえ、他に使いたい人もいるかもしれないので、乗らないのが確定したら早めにキャンセルすることをお勧めします。また 購入し忘れには十分注意しましょう 。
座れる電車を選ぶ
赤ちゃん連れで立ちっぱなしはかなりつらいです。 始発駅から乗る 、 時間帯をずらす など、座れる確率を上げる工夫をしましょう。
今回のプランでは、桃源台からのバスが始発で座れるのも推せるポイントです。
ちなみに、大涌谷から箱根湯本行きのバスもあるのですが、本数が少なく、途中乗車になるので座れる保証はありません。桃源台からの乗車を強くお勧めします。
乗換ナビタイムアプリで混雑度をチェック
NAVITIME の乗り換えアプリでは 電車ごとの混雑度 が表示されます。「この時間帯の電車は空いている」「次の便は混んでいる」といった判断がひと目でできるので、子連れでの電車選びに非常に便利でした。座れる電車を狙うなら、ぜひ活用してみてください。

■ 授乳・離乳食の工夫
外での授乳は1日1〜2回に抑える
外出先での授乳は準備が大変です。出発前と帰宅後に自宅で授乳し、 外での授乳回数を最小限 にするようスケジュールを組むと、かなり楽になります。
調乳パックを活用する
使い捨ての調乳パックを使えば、 哺乳瓶の持ち歩き本数を減らせます 。洗浄の手間も省けるので、旅行時には重宝します。
家で粉ミルクを入れて持参することで、お湯と水を注ぐだけで授乳できます。
使用するにあたり、いくつか注意点があります。
1点目に、お湯の量の目安線が入っていますが、正直全くアテになりません(ぜひ事前に試してみてください)。
別途耐熱の計量カップを持参しましょう。
2点目に、調乳パックを哺乳瓶にかぶせた状態でお湯を注ぐことになるので、お湯の温度が分かりづらいです。
お湯と水を注ぐときは残り20ml程度残して注いで温度確認し、調整するとよいでしょう。
お湯入り水筒を持参する
電車の中など、飲食店がない場所での授乳に備えて お湯入りの水筒 は必須です。あまり容量が少ない容量のものを選ぶと、保温力が下がるので注意が必要です。2回分のミルクが作れる程度の容量は欲しいですね。
しかし、重くなりすぎないサイズを選びましょう。
離乳食は旅行中省略する
離乳食を持ち歩くと、荷物が一気に増えます。1泊2日程度であれば ミルクで補えば栄養面は問題ありません 。荷物を大幅に減らせるので、筆者は割り切って省略しました。
■ 準備物チェックリスト
授乳関連
- ミルク(粉ミルクまたはキューブタイプ。普段飲まないものは飲まないので注意)
- 調乳パック(使い捨てのもの)
- 計量カップ
- 哺乳瓶(最低1本。乳首と蓋は2つくらいあると安心)
- お湯入り水筒(家を出る直前に用意。一度お湯を入れ、捨てて、注ぎなおすと、保温力が増します)
- 調乳用の水(自販機で購入してok。調乳用なので硬度が低いものが良い)
- ガーゼ
おむつ・着替え
- おむつ(1日あたり8枚目安)
- おしりふき
- おねしょマット(おむつ替え台に敷く用)
- 着替え(上下2〜3セット)
- ビニール袋(使用済みおむつ、吐き戻して汚した服、使用済みの調乳パックなど。複数枚あるとよい)
移動・お出かけ
- 抱っこひも
- 手指消毒液(次亜塩素酸水スプレー、もしくはウェットタオル)
貴重品・書類
- 保険証・母子手帳
あると便利
- おくるみ(冷房対策・授乳ケープ代わりにも)
- おもちゃ(ぐずり対策)
- 保湿クリーム
- 体温計
白檀(旅館)で用意してもらえたもの
- ベビーベッド
- ベビーバス
- ベビー石鹸
事前に子供の月齢を伝えておくと、必要なものを用意してもらえました。ベビーベッドの高さ調整にも快く対応していただけて、ありがたかったです。
■ 日曜〜月曜プランのメリット
子連れ旅行では 日曜出発・月曜帰宅 のスケジュールを強くおすすめします。
- 電車が空いている: 日曜の朝〜昼は行楽客がまだ少なく、座りやすい
- 観光地が空いている: 月曜の大涌谷は土日と比べて人がかなり少ない
- ロマンスカーが取りやすい: 土曜出発に比べて予約の競争率が低い
- 宿泊料金が安い日もある: 日曜泊は金土泊より安く設定されていることが多い
有休1日で実現できるので、コストパフォーマンスは非常に高いです。「旅行は土日で」という固定観念を捨てるだけで、子連れ旅行の快適さが段違いに変わります。
■ 事前準備事項
旅行当日に慌てないよう、事前にやっておくべきことをまとめます。
1〜2週間前
- ロマンスカーの特急券を予約する(子育て応援車両を指定)
- 宿を予約。宿に電話し子供の月齢を伝え、ベビーベッド等の手配を依頼する
- 旅行先の最寄り小児科・救急病院を調べておく
前日
- 持ち物を準備する(チェックリスト参照)
- 水筒にお湯を入れる準備をしておく(当日朝に沸かす)
- NAVITIME アプリで乗車予定の電車の混雑度を確認する
- 天気予報をチェックし、必要なら雨具を追加する
当日朝
- 自宅で離乳食・授乳を済ませる
- 水筒にお湯を入れる
- おむつを替えてから出発する
- ロマンスカーの予約状況を最終確認する(体調次第でキャンセル)
■ まとめ
子連れ箱根旅行で大事なのは、次の3つです。
- 欲張らない——観光は “ついで”、旅館でのんびりをメインに
- 旅館選びが9割——露天風呂付き客室+子連れ対応が手厚い宿を選ぶ
- 荷物を減らす——離乳食の省略、調乳パックの活用で身軽に
『箱根強羅 白檀』は子連れ対応が本当に手厚く、安心して滞在できました。
「赤ちゃん連れだから旅行は無理」と諦めているパパ・ママ、ぜひ一歩踏み出してみてください。しっかり準備すれば、赤ちゃんとの旅行はちゃんと楽しめます。この記事が、その第一歩の参考になれば幸いです。


