在宅ワークをしていると、「なんとなく頭がぼんやりする」「集中力が続かない」といった経験はないでしょうか。実はこれ、部屋の二酸化炭素濃度が上昇しているサインかもしれません。
厚生労働省では、室内のCO2濃度を 1,000ppm以下 に保つことを推奨しています。1,000ppmを超えると眠気が現れたり、集中力の低下、問題解決能力の低下が生じるとのこと。
筆者はもともと SwitchBot の温湿度計を使っていましたが、リモートワークの作業環境を整える一環としてCO2濃度も「見える化」したいと考え、同社のCO2センサーを導入しました。選択の決め手となったのは、 既存の SwitchBot エコシステムとの統合 と 多機能ながら手頃な価格帯 です。
製品概要


SwitchBot CO2センサーは、CO2濃度計・温度計・湿度計・デジタル時計がセットになった製品です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 92 × 79 × 25 mm |
| 重量 | 154g(電池含む) |
| ディスプレイ | 3.66インチ大型液晶 |
| CO2センサー | NDIR方式(厚生労働省推奨) |
| CO2測定範囲 | 400〜9,000ppm |
| CO2精度 | ±50ppm |
| 温度精度 | ±0.2℃ |
| 湿度精度 | ±2%RH |
| 電源 | USB-C / 単3電池×2 |
| 価格 | 7,980円(セール時: 6,380円程度) |
従来の温湿度計からの改善点
斜めからの視認性が大幅向上
SwitchBot からは従来より温湿度計がリリースされていますが、以前の製品には 「真正面から見ると表示が見づらい」 という欠点がありました。

CO2センサーではこの問題が解消されています。 どの角度から見ても文字がはっきりと表示され、デスクの端に置いていても、ソファから離れた位置でも、一目で数値を確認できます。3.66インチの大型ディスプレイと相まって、視認性は非常に高いと感じました。
カラーバーによる直感的なUI
ディスプレイにはCO2濃度に応じて 緑・黄・赤 のカラーバーが表示されます。作業に没頭していても、視界の端に赤いバーが見えれば「換気が必要だ」とすぐに気づけます。数値を読み取る必要すらない、直感的なUIは注目すべきポイントです。
多機能ディスプレイ
一画面で以下の情報を確認できます:
- CO2濃度
- 温度・湿度
- 快適指数
- 天気予報(ハブ連携時)
- 日時

時計代わりにもなるため、デスク周りの省スペース化にも貢献します。
電池駆動でも実用的に
ソフトウェアアップデートで測定間隔が短縮可能に
ネット上のレビューでは「電池駆動だと30分間隔でしか測定できない」という情報が散見されますが、これは古い情報です。
アップデートにより、電池駆動でも5分間隔での測定が可能になっています。 USB-C給電なら1秒〜1分間隔でのリアルタイム測定ができますが、電池駆動でも十分実用的な頻度で監視できるようになりました。
| 電源方式 | 測定間隔 | 電池寿命 |
|---|---|---|
| USB-C給電 | 1秒〜1分 | – |
| 単3電池×2 | 5分〜 | 約6ヶ月〜1年 |

設置場所の自由度を考えると、電池駆動で使えるメリットは大きいです。
スマホ通知で換気を忘れない
3種類のアラート機能
CO2濃度が設定値を超えた場合、以下の方法で通知を受け取れます:
- 本体音: ビープ音で知らせる
- 画面点滅: 視覚的に注意を促す
- スマホ通知: 離れた場所でも確認可能(ハブ連携時)
実際の活用シーン
就寝中のCO2上昇検知
寝室に設置しておけば、就寝中にCO2濃度が上昇した際にスマホ通知で気づけます。高CO2環境での睡眠は質の低下につながるため、換気のタイミングを把握できるのは大きなメリットです。
筆者はApple Watchで通知を受信するようにしています(が、実際はほとんど通知に気づきませんw)
仕事中の換気忘れ防止
在宅ワークで集中していると、つい換気を忘れがちです。通知があれば適切なタイミングで換気でき、集中力を維持しやすくなります。
ちなみに、換気中にリアルタイムでCO2濃度を知りたい場合、本体上部のボタンを押すと、CO2濃度の再計測が行われます。
スマートホーム連携
SwitchBot ハブと連携すれば、以下のような自動化が可能です:
- CO2濃度が1,000ppmを超えたらエアコンをON、スマホへ通知を送信
- 温度が28℃を超えたらサーキュレーターを起動
- 湿度が40%を下回ったら加湿器を稼働
既に SwitchBot 製品を使っているなら、追加のアプリ不要で一元管理できる点は魅力的でした。
気になる点
バックライト非搭載
バックライトがないため、寝室で常夜灯を消した状態だとほぼ確認が難しいです。しかしバックライトはバッテリーとのトレードオフとなるため、不要かもしれません。
マグネット非搭載
冷蔵庫などへの磁石での固定ができません(温湿度計はマグネット内蔵でした)。
可能であれば内蔵していただけると、固定の選択肢が広がって嬉しいですね。

天気予報・スマホ通知にはハブが必要
本体のみでもCO2・温湿度の測定は可能ですが、天気予報表示やスマホへのプッシュ通知を利用するには SwitchBot ハブ(別売) が必要です。
私は SwitchBot ハブ2を利用しています。
今後への期待:スマート換気扇との連携
CO2濃度が上がった時に自動で換気してくれるような仕組みがあるといいのになと感じます。
もし将来「スマート換気扇」が普及すれば、「CO2濃度が上昇したら自動で換気」という完全自動の空気管理が実現できるはずです。 SwitchBot からのスマート換気扇リリースに期待したいですね。
購入検討者へのアドバイス
こんな人におすすめ
- 在宅ワークで集中力を維持したい人
- 睡眠の質を改善したい人
- 既に SwitchBot 製品を使っている人
- 部屋の空気環境を「見える化」したい人
温湿度計を検討しているなら、CO2センサーを選ぶべき
正直なところ、SwitchBot の温湿度計や温湿度計プラスを購入するなら、少し価格が上がってもCO2センサーを選ぶべき だと筆者は考えます。
理由は以下の通りです:
- 視認性の改善: 従来製品の弱点が解消されている
- CO2測定の価値: 健康・集中力への実用的なメリットがある
- 多機能: 温湿度に加え、天気予報・日時表示も可能
- 価格差以上の価値: 機能差を考えれば十分にペイする
まとめ
SwitchBot CO2センサーは、CO2濃度の「見える化」だけでなく、視認性の向上、電池駆動での実用性、スマホ通知による換気タイミングの把握など、従来の温湿度計から大きく進化した製品です。
在宅ワーカーや睡眠の質を気にする方にとって、空気環境のモニタリングは思った以上に効果を実感できます。スマートホームの入口として、あるいは既存の SwitchBot 環境の拡張として、検討してみてはいかがでしょうか。
SwitchBot CO2センサーに興味を持つ読者の参考になれば幸いです。

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